ルーズリーフ

公私におよぶ経験値獲得履歴的ななにか。

チャットベースコミュニケーションツール比較

私が社会人になるより前からずーっと昔から言われていたようですが、作業チーム内でやりとりするのに、いくらなんでもさすがにメールは不便でしょ?
・・・弊社にはブーメランで返ってきますイテテテ。。

というわけで、ひとまず私が使ったことがある、あるいは耳にしたことがあるチャットベースのコミュニケーションツールについて、独断と偏見に基づきまとめました。
一体何番煎じ・・・かと思ったのですが、案外それぞれの記事しかなかったから無意味ではないと思いたい。

今回は、具体的に以下の4つのサービスを実際に使って、使い勝手など比較してみました。
Special Thanks to @naru0ga and @___uhu !! Slackを教えて頂きました。

co-meeting

co-meeting | リアルタイムコラボレーションツール

ChatWork

チャットワーク(ChatWork) | ビジネスが加速するクラウド会議室

HipChat

プライベートグループチャットと IM サービス | Atlassian HipChat (アトラシアン ヒップチャット)

Slack

Slack: Be less busy

まずコミュニケーションツールとしてのメールのイイところとイマイチなところ。

メール

イイね!

  • どの企業でも十分整備されている。
  • 使い慣れている。
  • 長文を書ける。
    • これについては良し悪しある。
  • 記録媒体として有用。
    • チャットのログに比べたら。

イマイチ!

  • 100通/dayを割と簡単に超える。
    • 10年前のJKみたい、いまどきのJCJKでもきっとないよ、どうせLINEだよ。
  • 返信引用したものが毎度増え続けるの無駄。
    • でもそれがないと意味がわからない。
  • 定型的な挨拶など主題と関係ないものが場合により無駄。
    • 本題が1行で済むような報告メールだと3倍になってひたすら無駄。
  • 誤送信/宛先漏れ/添付ファイル誤操作など、人為的なミスの取り返しがつかない。
    • でも事前対策ツールは多々あるし人間が気をつければよし。
  • 過去の情報を調べにくい。
    • そもそも情報管理が目的の媒体ではない、連絡手段だもん。
  • 1件のメールに複数の課題が盛り込まれ、あげく議論が発散するとつらい。
    • かといって1つの課題で1件のメールというのもなかなか恐ろしい。

本当はもっといいところがあったかもしれない。

それでは本題。4つのサービスの比較表をご覧ください。
情報は2015年1月末現在、スペック以外は超個人的見解です。
もし内容に間違いなどあればご指摘ください、修正します。

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表項目の補足

項目名 内容
1対1チャット 1対1のチャット機能の有無
グループチャット グループを指定できるチャット機能の有無
アイコン表示 発言に対するアイコン表示の有無
文字修飾 発言の修飾(bold, underlineなど)可否
検索 発言などに対する検索機能の有無
エクスポート 発言などを外部出力する機能の有無
ファイル共有 ファイル共有機能の有無
タスク管理 タスク管理機能の有無
ノート機能 ノート機能の有無
ビデオ会議 ビデオ会議機能の有無
グループ管理 グループを管理する機能の利用可否
セキュリティ強化 セキュリティ強化サービスの利用可否

最低限のセキュリティについては各サービス毎に別途比較してあげたいのですが、重かったので今回は見送ります。
画面キャプチャを貼ろうかと思ったけど挫折、各サイトに載っているのでそちらをご参照ください。

本件は上述までで十分です、あとは私の感想文なので流し読みで。

co-meeting

個人的にビデオ会議はいらないので割と好き。画面共有は欲しいような。
Issue毎にスレッド立ててはいるけど、更に発言もスレッド化出来て、欲しい情報は探しやすいし、お返事の把握が簡単。
特にノートが好き。
議事録的な使い方もいいけどタスクと決定事項をじゃんじゃんまとめて一覧化できるし、誰かしらが編集中のところは名前と一緒にマークアップされるからリアルタイムに作業しやすい。
ただ、ファイルのやり取りは本当に本当に面倒。スレッド上にべたっと貼られるだけで、自動では一覧にもならない。
ビジネスプラン以上だけど、エクスポート機能がいつの間にかあって、ちょっと驚いた。

ChatWork

チャットメインのツールだろうに、ちょっとチャットが読みにくいのは残念。
昨今のSkypeやLINEだと同じ人の発言は吹き出しでまとめてくれたり、吹き出しの向きを左右に分けてくれるから、誰の発言なのかわかりやすいのになーと。
だからこそ、あんまり情報を遡らせることは想定していないんだとも思う。どんどん議論を進めていくだけ。
議論中に発生した作業等タスクを個人別に管理出来る、タスク管理機能は非常に素敵だと思う。
通知もしてくれるし完了も1クリックだし、発言をそのままタスクにできたりと、その辺は開発時にきっと便利。

HipChat

APIが充実しているので、GithubやJenkins、Redmineとの連携が可能、なんて素敵なの。
他にもたくさん(表記上は58コ)あるのですが、私にはあんまり馴染みがなかったので割愛。
チャット画面、ちょっと古めかしいチャットルームな感じではあるけど、いっそすがすがしくて個人的には印象悪くない。
Jenkinsと連携して、それこそJenkinsおじさんとのチャットルームが作れそう。なんか未来っぽい。
プラグインも作りやすいみたいなので、自由度が高いというのもプログラマ的には興味深い。
開発者でない方が普通に使うとしても、ビデオ会議で画面共有が出来ることは非常にポイント高いと思う。

Slack

結論から申し上げまして、SlackがいいよSlack使おう。
特にオフィシャルで使うわけではなくフリープランなら文句なしにSlackでいいじゃない。
ビジネスシーンでの利用を考えた時には、一人当たり月¥700・・・リモートじゃないとミーティング出来ないメンバーがいない限りは弊社ごときでは使わせてもらえないかなと...。
日本語のサポートはないけど、検索自体は日本語にも対応しますすごいね。
色々素敵なポイントがあるので、私と同じく「やべぇSlack知らなかった・・・・」という方は以下の記事へどうぞ。
国内外のベンチャーで大ブレイク中!社内チャットの「Slack」を徹底解説! | nanapiマーケティングマニア


ついでに @___uhu がSlackで画面共有が出来るようになりそうって記事を教えてくれました。
うんうん、欲しいと思ってたよ。
ペア開発に便利な画面共有サービス「Screenhero」が、チャットツール「Slack」と機能統合、チャット中の画面共有が可能に:CodeZine

あと、この記事を受けて同じく @___uhu が社内SNSにChatOpsの記事を書いてくれました。
外で記事公開してくれないかなー・・・してくれないかなー・・・してくれたらリンクを貼ります。

なかなかアンテナが高くならない私ですが、フットワークだけは軽くいたいと思います。